試合中によく聞くフレーズ
「体の向きつくれ!」
「前向きで受けろ!」
サッカーの試合中によく聞くフレーズです。パスを受ける前に体の向きをつくるのは基本です。
サッカーにおいてなぜ体の向きが重要か、本日のトレーニングを通じて選手たちに理解してもらいました。
①視野を確保できる
体を前方向に向けると、目指すべきゴールと自分が進みたい前方の景色を確認できます。
ボールと前方向が確認できる体の向きをつくり、パスを受ける準備をする。これが基本となります。
視野確保の重要性
体の向きが良ければ、ボールを受ける前に以下の情報を得られます。
- 味方の位置はどこか
- 相手ディフェンダーはどこにいるか
- ゴールへの最短ルートは何か
- スペースはどこにあるか
この情報があるからこそ、ボールを受けた瞬間に次のプレーを素早く判断できます。
②ファーストタッチの質が変わる
体の向きを維持できれば、ファーストタッチの質を変えることができます。
体の向きが悪いと…
プレーが遅くなる
- ボールをとめて
- 前方を確認して
- ドリブル
このように3段階のプロセスが必要になり、プレーが遅くなります。その間に相手ディフェンダーが寄せてきて、プレッシャーを受けてしまいます。
体の向きが維持できれば…
プレーが早くなる
- ファーストタッチで前方に
- ドリブル
このように2段階のプロセスで済み、プレーが早くなります。相手が対応する前に次のアクションに移れるため、大きなアドバンテージとなります。
ファーストタッチの質がプレー全体を変える
ファーストタッチの質が良くなればプレースピードが上がり、相手も対応しづらくなります。
プレースピードの重要性
サッカーでは「スピード」が重要です。ここで言うスピードは、単に走る速さだけではありません。
- 判断のスピード:状況を素早く理解する
- プレーのスピード:次のアクションに素早く移る
- ボール操作のスピード:ファーストタッチの質
体の向きを作ることで、これらすべてのスピードが向上します。
体の向きをつくるべき理由
まとめると、以下の理由から体の向きを意識してプレーすべきです。
- 視野を確保できる
- ゴールと前方の景色を確認
- 味方・相手・スペースの位置を把握
- 次のプレーを事前に考えられる
- ファーストタッチの質が上がる
- プレースピードが速くなる
- 相手が対応しづらくなる
- 攻撃のチャンスが増える
目的を理解していれば自然とできる
ゴールを奪うという目的を理解していれば、自然と体の向きがつくれるはずです。
なぜなら、ゴールに向かうためには前方を見る必要があり、前方を見るためには体を前方に向ける必要があるからです。
目的を忘れずに
「なぜ体の向きを作るのか?」→「前方を見るため」
「なぜ前方を見るのか?」→「ゴールに向かうため」
「なぜゴールに向かうのか?」→「ゴールを奪うため」
このように、すべては「ゴールを奪う」という目的につながっています。目的を理解していれば、体の向きを作ることの重要性が自然と分かります。
いつでも目的を忘れずにプレーすることを求めていきたいと考えています。
練習での意識と試合での実践
本日のトレーニングでは、選手たちに以下を意識してもらいました。
- パスを受ける前に体を前方に向ける
- ボールと前方向の両方を確認する
- ファーストタッチを前方に向ける
- 常に「ゴールを奪う」という目的を忘れない
最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し練習することで体が覚えていきます。そして試合の中で自然とできるようになることが目標です。
La Base FCの指導方針
ラバーゼでは、「なぜそれをやるのか」という理由を大切にしています。
「体の向きをつくれ」と指示するだけではなく、「なぜ体の向きが重要なのか」を選手たちに理解してもらう。そうすることで、選手たちは自ら考え、実践できるようになります。
技術と理解の両方を育てる。それがラバーゼの指導です。